【季節のおやつ】かぼちゃのソフトクッキー
10月の終わり、園ではハロウィンにちなんだおやつをご用意しました。
この日のメニューは、かぼちゃを練り込んだソフトクッキー。しっとりとした食感と、かぼちゃの自然な甘みが特徴です。調理担当の職員が、一つひとつ丁寧に、かぼちゃの皮を使ってジャックオランタンの形に仕上げてくれました。
テーブルに並んだクッキーを見た子どもたちは、「かわいい!」「おいしい!」と目を輝かせ、笑顔いっぱいでおやつの時間を楽しんでいました。おかわりのクッキーもすぐになくなってしまい、保育士の分まで「食べてもいい?」と聞くほどの人気ぶりでした。
中には、一口ずつゆっくりと味わいながら食べる子もおり、季節の行事を通して、食べることの楽しさや感謝の気持ちを育む様子が見られました。
調理職員の工夫と心づかいが詰まった、秋ならではの特別なおやつ。子どもたちの笑顔が、何よりのご褒美となりました。
【保健指導】歯科健康教室を行いました
まずはホールで歯の大切さについてのDVDを鑑賞し、その後は各クラスに分かれて歯ブラシを使った歯磨きの練習をしました。赤染め液を使って、磨き残しのチェックも行いました。
「赤いところはむし歯なの?」と心配そうにする子もいましたが、「これは汚れが残っているところだよ。歯ブラシでしっかり磨けば落ちるよ」と伝えると、鏡を見ながら一生懸命磨いていました。シャカシャカと歯ブラシの音が聞こえてくると、上手に磨けている証拠ですね。
歯磨き中には「気持ちいいね!」という声も聞こえてきて、楽しみながら取り組む姿が印象的でした。
また、歯ブラシの毛が後ろから見えていたら交換のタイミングとのこと。子どもたちは自分の歯ブラシを見て「ちょっと出てる」「新しいから大丈夫」と確認していました。
磨き残しがあった子も、歯科衛生士さんに磨き方を教えてもらうと、鏡を見ながら真剣に磨いていました。
「歯にはでこぼこがあるんだね」
「歯ぐきが赤くなってる」
など、自分の口の中をじっくり観察する姿も見られました。
〇歯を大切にするための3つのお約束
歯科衛生士さんと一緒に、歯を守るための3つのお約束をしました。
1. 大人の人に仕上げ磨きをしてもらいましょう
2. 甘いものは1日1回にして、だらだら食べないようにしましょう
3. いろいろな食べ物にチャレンジして、よく噛んで食べましょう
毎日しっかり歯磨きをして、丈夫な歯で美味しいものをたくさん食べましょうね!
【保健指導】目を大切にしよう
まずは、目の中の構造についてのお話からスタート。まゆげ・まつげ・まぶた・涙の役割など、目を守るための大切なしくみをわかりやすく教えてもらいました。
次は、ミニオンと一緒に目のストレッチを行いました。ウインクやより目など、ちょっと難しい動きにもチャレンジ。
「できるよ!」と元気にみんなの前で披露してくれるお子さんもいて、拍手が起こりました。
「むずかしい!」といいながら何度も練習しているお子さんもいました。
目が見えない方の生活についても学びました。白杖、盲導犬、点字ブロック、音が鳴る信号、点字など、身の回りにある工夫を紹介しました。
実際に点字が印刷された食品パッケージを触ってみる体験もあり、
「これ知ってる!見たことある!」と嬉しそうに話すお子さんもいました。
最後は視力検査の練習。ランドルト環を使って、穴の向きを指さして答える練習をしました。
「これ眼医者さんでやったことあるよ」と教えてくれる子もいれば、初めて見る子も。みんな上手に指をさして答えてくれました。
きりん組さんは今月から就学時健診が始まります。今回の練習が自信につながるといいですね。
活動の最後には、良い姿勢やテレビ・メディアの使い方についてもお話しました。
健康な目を保つために、子どもたち自身が意識して気をつけられるよう、これからも楽しく学んでいきたいと思います。
小中高生の育児体験を受け入れています
保育園では、夏休みなどの長期休みに、小中高生を対象とした育児体験の受け入れを行っています。
乳幼児の育児・保育・食への関心を深め、保育士という仕事に興味を持ってもらうことを目的としています。
今年度もたくさんの小中高生が参加してくれました。
卒園児や地域のお子さんたちが多く、懐かしい再会もありました。
中には、夏休みの自由研究として保育士にたくさんの質問を準備して参加してくれた子もいました。
登園後は、園児と一緒に遊んだり、絵本を読んだり、給食を一緒に食べたり、お着替えのお手伝いをしたりと、さまざまな活動に取り組んでもらいました。
お昼寝の時間には、寝かしつけも体験してもらいました。
ただ一緒に遊ぶだけでなく、遊びの準備や片付け、安全に遊ぶための工夫など、保育園児だった頃には気づかなかった視点からの発見も多かったようです。
参加してくれた小中高生からは、こんな感想が寄せられました:
「小さい子がたくさんいて可愛かった」
「一生懸命お話してくれて嬉しかった」
「皆が遊びやすい工夫がされていてやっぱり素敵な保育園だなと思いました」
「保育園の先生が毎日どんな仕事をしているか知れました」
「子どもたちが怪我しないように色々工夫がされていてすごいなと思った」
私たち職員も、卒園して大きくなった子どもたちと再び一緒に過ごすことができ、とても楽しい時間となりました。
来年度も、たくさんのご参加をお待ちしています。
※なお、今年度の募集は終了しております。
【保健指導】プライベートゾーン
看護師より、子どもたちに「プライベートゾーン」について話しました。
水着で隠れる部分(胸・お尻・股・口など)は自分だけの大切な場所で、見せたり触らせたりしてはいけないこと、またお友だちのプライベートゾーンも同じく守るべきことを伝えました。
着替えの際には、上の服を脱いだらすぐに新しい服を着る、ズボンも同様にするなど、体を見られない工夫も一緒に考えました。また、「トイレをのぞかれたら?」「ふざけてお尻を見せるのは?」などを通じて、自分の体とお友だちの体を大切にする気持ちを育てました。
嫌なことをされた時には「いやだ!」と伝える勇気、そして信頼できる大人に話すことの大切さも教えています。
この内容は一度きりではなく、繰り返し伝えることが重要です。ご家庭でも日常の中で自然に話題にしていただけたら嬉しいです。子どもたちが優しい心を持ち、自分も他人も大切にできるよう見守っていきたいと思います。

































